葬儀会社の役割
葬儀会社は葬儀を行う会社であり、遺族が故人を見送れるように手配し、葬式を行います。
亡くなった方の遺体を病院から引き取る、自宅に安置する、そして遺体を処理し、葬儀まで腐敗しないようにする、体液が漏れないようにするなど処理します。
遺体は、遺族の目に触れる前までには、綺麗な状態になるよう処理し、衣服を着せるのです。
通夜や告別式を行うのも重要な役割であり、式場を整え祭壇を整備する、遺族や参列者が参加できるように会場を作るなどします。
椅子を並べる、受付場所を整える、さらには参列者の案内や誘導などもします。
遺体をお見送りする準備も行い、火葬場まで運び、最後は遺骨として遺族に引き渡します。
葬儀会社の探し方
・ポイント
遺族に対し親身になって対応してくれる葬儀会社を探すようにします。
それは、丁寧に対応し説明し、葬儀プランを希望に応じて提案してくれる会社です。
利益を第一に考えるような会社より、遺族の気持ちをくんでくれる会社が良いです。
まずは葬儀会社のホームページやパンフレットを見ておき、その会社の担当者と相談や打ち合わせとなります。
担当者があまりにも、ぞんざいな対応をするようでは、他の会社を探すべきでしょう。
もちろん葬儀は費用が安い方が良いかもしれませんが、安い費用の会社は、対応が悪い事もあります。
これは予算との兼ね合いになるでしょう。
葬儀プランは、オプションもあるので、総合でいくらになるか確認しましょう。
・葬儀会社を見学する
やはり良い葬儀会社かどうかは、実際に目で見てみないとわかりません。
そのために、可能ならば、事前に見学に行ってみましょう。
これは遺族のみならず、生前に葬儀のことを考えて、あなたが見学に行っても構いません。
見学するときは、式場の広さや明るさ、設備、供花や祭壇の品質、控え室の様子、料理の内容などを見ておきます。
葬儀に向けて準備のためのセミナーや葬儀場の見学会を開催している企業も増えています。
自分の葬儀をする場所をシニアライフで考えてみてはいかがでしょうか。